分析屋 ブランドアイデンティティ開発・コーポレートサイトリニューアル
分析屋の強みやサービス内容がより明確にわかるブランドアイデンティティ・コーポレートサイトリニューアル

企業の経営戦略において、スピーディーな意思決定を実現するためにはデータ分析は欠かせません。そのため、近年、さまざまな企業が自社のビッグデータの活用に取り組んでいます。
経済産業省のDXレポート(2018年発表)によると日本国内の企業が市場で勝ち抜くためにはDXの推進が必要不可欠であり、DXを推進しなければ業務効率・競争力の低下は避けられないとしています。また、競争力が低下した場合の想定として、2025年から年間約12兆円もの経済損失が発生すると予測されています。これは「2025年の崖」と呼ばれ、多くの日本企業にとっての差し迫った大きな課題となっています。
一方で、データ分析に取り組む企業が増える中で「分析をしてみたものの、アクションにつながらない」「分析からの示唆と現場の課題がズレている気がする」という声が聞こえてくるのも事実です。
そこで分析屋は、「データ分析」と「おもてなし」を融合させた「おもてなし分析」を提供。データだけを見ていては気付かない、データの裏にあるリアルな事情にまで深掘りし、そこから読み取れる示唆を汲み上げ、企業の人間らしい意思決定の支援を行っています。

今回、このような分析屋ならではの考え方や手法を適切にお客様に伝えるべく、ブランドアイデンティティの開発を行い、コーポレートサイトのリニューアルを実施しました。
【「和」の要素を取り入れたロゴ開発】
分析屋の代表サービスである「おもてなし分析」に象徴されるとおり、分析屋が大切にしている日本独自の「おもてなし」の精神や「和」の要素を取り入れ、のれんをモチーフにしました。「のれん」には、お客様を迎える「おもてなし」の心と、ともに未来を切り拓きリードする姿勢も表現しています。
分析屋の「分」という漢字は、一つの塊を刀で切り分ける様を表しています。データの塊を細やかに分類し、その中に内包される文脈を探り当てる。この象徴として、「分」の形状をデザインに内包し、企業名とのリンクを図っています。
ロゴタイプは、明朝体のうろこ部分に曲線を加えることで柔らかさと人間らしさを演出し、文字の作りの幅を広げることで、堂々とした安心感を強調しています。
また、コーポレートカラーには、藍色を墨で引き締めた日本の伝統色である「勝色」を採用。お客様の意思決定を支援する企業として、縁起の良いカラーとしました。

【ミッションの実現を想起させるサイト構成】
分析屋のミッションである「すべての意思決定に人間らしさを」を表現するサイトを目指しました。
トップページには、分析屋の特徴である「人間らしさ」や「情理性」を表現するため、キービジュアルに社員の方の写真を使用。お客様の課題に対して、データだけでなく、人間らしさを大切にしているという姿勢を表現しています。また、部分的に縦組も採用することで、和の趣が感じられる仕様としています。
背景色は、コーポレートカラーである「勝色」と相性の良い「きなり」とし、背景に方眼紙のような罫線を引くことで、データ分析にも、人の手や想いが介在する分析屋の実業を表しています。
また、今回のリニューアルの最大の目的である「おもてなし分析」の価値を世の中に広げるため、おもてなし分析についての詳細な内容や、導入事例・実績も掲載。今後、さらなる拡充を進めてまいります。