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Web

団体ポータルサイト

学校や塾の先生方が自団体の英検申込を行うためのWebサイトのUI/UX改善

日本英語協会サイトの中にある団体ポータルサイトのデザインのリニューアルを担当いたしました。

日本英語協会が実施している英検は、英語の習得度合いを測る指標として多くの学校や塾で受験を推奨しています。そのため、学校や塾の先生方を通じて、申し込みをされる場合が多くあり、そのような団体での申し込みの受付を行うサイトが団体ポータルサイトです。これまで書店やFAX、紙での申し込みが主流でしたが、サイトからの申し込みへの移行を目指して、リニューアルを実施しました。

ユーザー視点に立ったシンプルなUI/UXを実現
団体ポータルサイトも、情報量が非常に多く、提供されている情報に優劣がついていませんでした。そのため、情報に優劣を付け、設計の段階からほぼデザインと同様のワイヤーフレームの作成を行うことで、早い段階から完成イメージのすり合わせを実施しました。また、情報の整理と同時に画面の遷移数やフローの見直しも実施。ユーザー視点に立った短いステップで申込みを完了できる設計としました。さらに、Webでの申込に慣れていないユーザーが、不安やストレスを感じないよう、ボタン内のネーミングも再考。手続き状況をわかりやすく明示することで、ネクストアクションにつながる工夫をしました。

個人支払い機能の追加による先生方の不安軽減
今回のリニューアルを機に、生徒配布用の申し込みガイドの作成が可能に。さらに、検定料の個人支払い機能が追加され、個人情報の入力や受験料の支払いを受験者やその保護者が行えるようになりました。この機能の追加により、先生方は受験料の集金が不要となり、生徒の申込情報や支払い状況を一覧で確認可能に。先生方の負担が大きく軽減されました。一方で、合否結果の確認や受験後のサポートはこれまで同様に対応可能なため、受験後のスムーズなサポートを行うことができます。

デザインリニューアルによるペーパーレス化
団体ポータルサイトはローンチしてから約10年改修がされていなかったため、サイトデザインも古いものになっていました。また、ユーザーの中には、Webでの申し込みに慣れていないユーザーも多く、誰でも直感的に操作できるわかりやすくシンプルなUI/UXを導入しました。これまでの書店やFAXなどの紙での申し込みからWebでの申し込みへの移行を目指すことで、当団体のペーパーレス化を推進し、業務の効率化にもつなげています。

「団体ポータル」紹介ページ:https://www.eiken.or.jp/eiken/group-portal/

Credit

Title
団体ポータルサイト
Date
Client

公益財団法人 日本英語検定協会

Producer

森下 陽介

Director

市本 正史

Front-end Engineer

小西 敬貴/奥村 拓馬

Art Director

渡辺 利紗