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Honda XR Mobility Experience | SXSW2024

ハンズフリーパーソナルモビリティUNI-ONEのXRコンテンツのプロジェクトマネジメント

Hondaがロボティクス研究で培った、着座型のパーソナルモビリティ「UNI-ONE」を使ったスペシャルコンテンツ「HONDA XR Mobility Experience」の開発にナディアが携わりました。
UNI-ONEは、両手が自由に使え、目線が立位に近い着座型ハンズフリーパーソナルモビリティです。

「HONDA XR Mobility Experience」では、参加者がVR(Virtual Reality 以下VR)ヘッドセットを装着し、UNI-ONEに乗ることで、まるで大空を浮遊するような感覚や、現実世界では体験できない速度でハーフパイプを滑走しているような感覚が得られるなど、視聴覚と身体感覚が連動した、これまでにない没入体験を実現しています。
ナディアは、本プロジェクトにおけるプロジェクトマネジメントを担当しました。

【CONCEPT】
あたらしい身体性
UNI-ONEが身体の一部になり、歩行という概念から解放されたもう1つの世界。
現実世界から変化・拡張された ”あたらしい身体性” を手にし、これまでにない感覚を体験したとき、わたしたちはどのように知覚し、どのように感じ、ふるまうのでしょうか。

実体験とUNI-ONE開発チームとの対話を通じて見えてきたのは、
UNI-ONEの価値の本質は、パーソナルモビリティ といういわゆる ”乗り物” の枠に留まるものではなく、もっと直感的で根源的な移動本能に応えてくれる ”身体感覚拡張道具” なのではないか。という仮説です。
本プロジェクトでの体験設計を通じて、この仮説の探索・価値検証を続けていきます。

この体験が、わたしたちの感覚を少し拓いて、感性をアップデートしてくれる。
そんな体験を目指しました。

コンセプトムービー

SXSW 2024(サウス・バイ・サウスウェスト)

※2024年3月10日(日)から3月13日(水)まで米国テキサス州オースティンで開催される音楽・映画・テクノロジーを含む大規模カンファレンス&フェスティバル「SXSW 2024(サウス・バイ・サウスウェスト)」にて世界初公開し、多くの方に体験いただきました。

Credit

Title
Honda XR Mobility Experience | SXSW2024
Date
2024.04.05
EXPERIENCE DEVELOPMENT
Art direction / UI Design

 清水 啓太郎 (Flowplateaux) / 木村 浩康 (Flowplateaux)

UI Design

藤井 かおり(Flowplateaux)

Technical direction / Software engineering

塚本 裕文 (Flowplateaux)

Plan / UNI-ONE linked control program

竹森 達也 (Abstract engine)

Plan / VR world architect

樋口 詩乃 (Abstract engine)

Software engineering

川 大揮 (Alche) / 南舘 岳人 (Alche) / 尾崎 純一 (Alche)

CG direction

飯尾 明良 (1inc.)

CG design

黒岩 和希 (1inc.) / 林 漢隴 (1inc.)

Sound design

 DJ UPPERCUT

Sound produce

 小澤 祐一郎 (Groundriddim)

Project management

佐藤 ヒサオ / 比田井 康宏 (nadia)

Account/Produce

宿院 卓馬 (Panoramatiks)


CONCEPT MOVIE
Cinematographer / Movie direction / Edit

本間 無量 (Abstract Engine)


RECAP MOVIE
Cinematographer / Edit

清水 啓太郎 (Flowplateaux)


Plan & Production

Flowplateaux

Produce

Panoramatiks